7月30日(土)甲突川河畔で「傘焼き」が行われました。 普段は静かに流れる甲突川の中に造成された特設の台場に約200本の傘を使用して作られた高さ約8メートルの和傘のやぐらが、そびえていました。 19:15今年の「曽我どんの傘焼き」が始まりました。 傘焼きに駆けつけてくださった、薩州館、薩摩神刀館のみなさまの剣舞が会場に詰めかけた観客の心を和ませます。 自顕流のみなさまの気合いあふれる声が闇に吸い込まれるころ、いよいよ傘焼き隊が「曽我兄弟の歌(狩り場の嵐)」を歌い上げながら入場して来ました。 歌い上げのあと、手に松明を持ち やぐらの周りを回ります。 上部は立ち上る炎、中程はあんどんの様に傘の模様が浮かびあがり、下部は静寂に暗闇の中で炎に包まれるのを待つ。3つの光景が一つのやぐらの中で同時に観られます。 やがて、火はやぐら全体を包み込みました。 やぐらに200本、投げ入れた傘200本、合計400本の傘が燃え尽きる頃、今年の「傘焼き」おわりました。 甲突川には元の静寂がもどり、心地よい風が吹いていました。 鹿児島に暑い夏がやってきます。 |
沢山の皆様の御来場ありがとうございました。
来年の傘焼きも沢山の方々の御来場をお待ちしています。 mail: satumahan777@yahoo.co.jp |
写真提供:濱園茂樹氏 |
29年度は台風のため中止