曽我どんの傘焼き
毎年7月の第3土曜日に実施の「曽我どんの傘焼き」が、天候不良の為1週間延期され、7月29日(土曜日)に実施されました。 曽我兄弟が傘を松明代わりにして雨の中を進み、父の敵を討ち取った出来事は、薩摩の独特の郷中教育の教材として取り入れられ、のちに「曽我どんの傘焼き」が定着しました。 現在、鹿児島の三大行事として毎年開催されています。 |
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最近は傘が集まらず、行事そのものの開催が危ぶまれる時もありましたが、遠く岐阜市和傘振興会より毎年傘が届けられ、開催する事ができます。 岐阜市の皆様のお陰で行事が開催出来ますことを感謝致します。
傘焼きに先立って、16日(日)に『維新ふるさと館』において、傘開きが行われました。 |
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「傘焼き行事」に先立ち、薩摩神刀流【薩州館】と、薬丸野太刀自顕流の皆様が見事な剣詩舞と演武を披露して頂きました。 | |
やがて、甲突川が夕闇に沈む頃、高さ10mを超える傘のやぐらに火が放たれると、瞬く間に炎が天を突き刺さんばかりに立ち上がり、あたりにはひるむほどの熱がおそってきました。それでも、締め込み姿のニセと稚児らは勇敢に傘を炎の中に投じていました。 |
29年度は台風のため中止