令和3年度ミニ「曽我どんの傘焼き」
〜11月13日 石橋記念公園 〜 |
ここ数年、会場の確保やコロナ禍での自粛と神事のみ実施してきましましたが、石橋記念公園で行われた「薩摩文化の祭典」に合わせて傘焼きを実施いたしました。 開催が急遽決定したため告知が十分ではありませんでしたが約200名ほど方がおいでくださり、鹿児島の人は傘焼き待っていたのだと感じました。久しぶりの観客の前での傘焼きとなりました。 櫓は例年より小ぶりでしたが、色とりどりの和傘を積み上げた櫓が石橋(平田橋)の前に建った姿は感慨深いものでした。 用意した傘は約200本。締め込み姿のニセが松明の火を櫓に放つと行燈のように傘の模様が暗闇に浮かび上がります。しばらくすると頂上付近から炎が立ち上り一瞬にして櫓全体が炎に包まれました。櫓の周りを取り囲んでいた面々が次々と傘を投げ入れていきます。 「曽我どん傘焼き」は曽我兄弟を偲んで行われるものであるが、火祭りで色々な災いを封じる意味もあります。このコロナ禍で実施出来たことにも意義がある傘焼きとなりました。 |
29年度は台風のため中止